人間

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人間の一生って、
ひとり、ひとり決まって
いるなんて話を良く聞く。

夜、ある病気と 闘っている後輩から、電話があった。

カスレタ声で、久々、病院から家に戻り家族と一緒に居ると言うのに、わざわざ連絡をくれた。

たぶん、自分自身わかって居るのだろう。

ワタシの撮った役者な後輩の写真を近況報告と一緒に親のパソコンに送ったものを見たらしく、久々に雲と海を見れたと、喜んでいたらしい。

そして、役者の笑顔に、
同じく笑顔になったらしい。

製作しているバイクや、
クルマの画像なども喜んで見てくれたみたいだ。

ただ、ワタシみたいに、
ノンキに生きていると、
たまに、わからなくなる時もあるが、それもまた、
人間と言う生き物だけが持つ辛い部分だから、それもどこかで楽しまなければ、イケないのかもしれない。

重病と闘いながら、先輩の声を聞きたくなってくれるだけで、非常に感謝な事だが、なんとも、歳をとったせいか、胸が苦しくなるのでした。

楽しめる人間になって、
居なかったら、彼は、ただ苦しんでいたのかもしれない。

後輩の家に送ってあげた、数多くのミニカーなどで、想像して楽しむ事を病院でしていると、家族から聞いた時に、逆に自分自身だったら?
なんて、いつも思う自分が居る。

有り難い事に、
数多くの後輩がワタシの前に居る事で、いつも学ばしてもらっているが、

夜の、力いっぱいの後輩の電話で逆に、ワタシは、
勇気を貰ったのでした。

最近、良く会う後輩の話をしたら、逆に気を付かってくれたりしてね!

「天井しか見れないけど、天に成功するように願っておくよ!」 って、

なんだか、うれしい様な、辛い様なね!

本当に、最近、ワタシが
考えていた事を知ってか知らずか?

泣けてきましたね!!

遠い場所で後輩が、病と
闘いを続けている最中も、身近な後輩とは会っているわけでね!

とにかく、ワタシも後輩同様に祈るしか無いが、
もしダメだとしても悲しまないって約束をしているからね!

前向きな気持ちが一番だと思います。

本当にね!!

ワタシのミチシルベは、
本当に、
間違って居なかったのかねぇ?