何度も扉を叩く
数週間前から様子が、おかしい後輩が居る。
我ここにあらずの様な。
何度も心の扉にノックをしていた。
ただ、扉は開かず扉の中で話すだけ。
ワタシも疲れた。
その後輩の心も疲れていると感じた。
家の事、彼女の事、仕事の事、先輩との付き合いの事。
だから、少しの間 そっとしておく事にした。
今の若者だから、楽なモノに飛び付き、今より、ややこしくなるだろう。
まるで同じ色の電気プラグをバラバラに外して、わからなくなるように、やっぱりドレがドコのラインかをはっきり書いておけば良かったってなるのと同じ、
そんなメンドクサイ事になるのは、目に見えている。
でも、その辛さを経験しなければ意味が無いのだから、やるべきだ。
今は、他人が自分の側に戻る様に手招きをしている。
その甘やかしさに沿って進めば、とりあえず上手くいく様に思えるだろう。
ただ、バランスを崩した事で色々な事に支障をきたすだろう。
まぁ、役者な後輩の時の様にならない様にするのも愛なのかもしれない。
ただ、ちょっとだけ気を違う場所にワタシは、持っていくだけ。
そう、少し違う事を考えてアタマを休ませるのです。